クリスマス・ツリー作り

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12月24日はクリスマス・イブ(前夜祭)、25日はイエス・キリストの誕生祝日『クリスマスの日』ということで、私達が小学生の頃も楽しみな『歳時記』の一つだった。そしてだいたいこの日が二学期終了で「冬休み」(正月休み)になった。

 上の絵には描いているが、当時(昭和30年代)はケーキや豪華な料理を食べるなど特別なことは何もしなかった。せいぜい手作りの『ホットケーキ』や『だご焼き』に蜂蜜とか砂糖をかけて食べたりしたことがある程度だ。

 ただし毎年、大きな楽しみだったのが『クリスマス・ツリー作り』だった。当日の二、三日前、裏山に行き、本当の『樅の木』はなかったので、小さな杉またはヒマラヤ杉を、父に許しをもらって一本切ってきたり、根から掘ってきて、バケツなどに鉢植えにする。

 雪飾りには古くなった座布団などの綿を付け、『七夕』飾りと同じような感じで、色紙などで工作物を作りいろいろと飾り付けをした。 

 そしてこたつの食卓に『ろうそく』を灯し、しばらく電気を消し、『清しこの夜』を歌ったりした思い出がある。

 親戚のおばさんがハワイ移民者だったので、この頃になるとたくさんのチョコレートやきれいな『クリスマス・カード』が送ってくるのも楽しみだった。その手紙で欧米では正月よりクリスマスのほうが盛大だとのこと。

 当時、親からプレゼントなどもらった記憶はないし、またサンタクロースもあまり実感がなく、日本の伝統のお祭りのような盛り上がりはなかった。私達子供もほとんどが『キリスト教』徒ではなかったのだが、ムードは大好きだった。

 日本人の場合、農家にはどこにも「神棚」と「仏壇」があり、正月はお宮、お盆はお寺とどちらにも参るし、いろんな自然の神(八百万の神)多信仰であり、キリストをもその神々のひとつとしていた感覚があったのではないだろうかと思っている。

 クリスマスが終わるともうすぐ、日本の最大楽しみな『お正月』がやってくる。

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